2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

サンドイッチみたいな「たいやき」

G8〜gggめぐりをしたときに、新橋で「たい焼 櫻家」の前を偶然通り、思わず立ち止まった。ちょうど少し前に「新橋のおいしいたいやき」の話を聞いたばかりだったのだ。ふつうたいやきの皮はあんこを完全にくるみ、ふちは閉じているものだけれど、ここ櫻家の…

仲條服部八丁目心中〜きらめくデザイナーの競演〜粟津潔展〜戦後の作家たち

ここのところ立て続けに、戦後日本のグラフィックデザインを築き上げてきた人々の作品を見る機会があった。1950年代以降のグラフィックデザイン作品を一堂に集めた見ごたえある展覧会があちこちで開催されていたのだ。クリエイションギャラリーG8では1933年…

かくありたい。

今週取材でお会いした方は、順に72歳、83歳、82歳。どなたも頭の回転がはやく、話がおもしろくて引きつけられっぱなし。なによりの共通点は、常に視線が未来に向いており、過去に築き上げたものを壊すことを厭わず、工夫することが大好きだというところ。70…

「前提」を疑え!ーー『デザインノート』No.23で廣村正彰さん×前田豊さん対談

『デザインノート』*1No.23が発売されました。特集テーマは「16人のアートディレクターがつなぐデザイン道 未来を創造するデザイン」。 師弟、親子、先輩後輩など関係性は違っても、表現の遺伝子は時代の胎動にもまれ引き継がれていき、新たなスタイルを生む…

「ニューイヤー・ヨコオ」〜横尾忠則・“公開コスチュームプレイ・パフォーマンスペインティング”

1月23日(金)、世田谷美術館で行なわれていた横尾忠則さんの公開制作「ニューイヤー・ヨコオ」に行ってきた。2008年秋、兵庫県立美術館で行なわれたイベントを皮切りに、横尾さんは「PCPPP」と名付けた公開制作に取り組んでいる。2008年12月〜1月は世田谷美…

「世田谷でみかけた書体」展

某日、三軒茶屋・キャロットタワーの生活工房ギャラリーで行なわれている「世田谷でみかけた書体」展を見てきた。 皆さんは通りがかりのお店の看板を見て そこに使用されている書体名をズバリ言い当てることができますか?街を歩けば必ず私たちの目に飛び込…

『文字講座』本が届きました。

今週末ごろから書店店頭に並ぶ予定の書籍『文字講座』が完成し、手元に届きました。何度もゲラと向き合ってきましたが、こうして本の形となって手に取ると、ほんとうにうれしいものです。にやにやしながら手に取っては愛おしそうにながめ、なでまわし、ペー…

『文字講座』発売まであと1週間。

さて、いよいよ書籍『文字講座』(誠文堂新光社刊)発売まで、あと1週間前となりました。 「デザインとしての文字」、「知識としての文字」。 文字のことを知らずして、文字を使いこなすことはできない。 13人それぞれの文字への想い――文字の旅がはじまりま…

東京ノート

某日、十数年ぶり(?)に東京タワーに行ってきた。青空と、鉄骨の赤のコントラスト。天気に恵まれた幸運もあったけれど、東京タワーがここまで美しいとは、これまで気がつかなかった。展望台までは、階段であがる。見上げては、秩序正しく行き交う真っ赤な…

「折形・無形のデザイン」展

某日、松屋銀座のデザインギャラリー1953で開催されている企画展「折形・無形のデザイン」を観に行った。 折形は、600年の昔から上級武士社会の中で秘伝とされていた、和紙による包み方の作法をいいます。 モノやお金を包んで自分自身の気持や先方の心配りな…

春の七草

1月7日。本日の朝食は、七草粥。七分がゆにほんのり塩味をきかせ、春の七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)を入れました。この飯椀は小泉誠さんデザインの「有田HOUEN 飯碗」。高台が大きくて持ちやすいのです。以前…

今年の手帳、結局のところ

2009年、最初のエントリーです。皆様、あけましておめでとうございます。さて、大晦日に大掃除を終えた後、新しいカレンダーと手帳を下ろしました。 カレンダーは、これ。ほぼ日ホワイトボードカレンダー2019 - ほぼ日刊イトイ新聞今年初めて買ってみたので…