『デザインのひきだし 10』「名工の肖像」で篠原榮太さんインタビュー

ずいぶんとひさびさのブログ更新となってしまいました。

さて、“プロなら知っておきたいデザイン・印刷・紙・加工の実践情報誌”『デザインのひきだし』10号が6月はじめに発売されました。今回も連載企画「名工の肖像」*1を担当。ご登場いただいたのは、TBS開局当初から「渡る世間は鬼ばかり」「3年B組金八先生」「輝く! 日本レコード大賞」「風雲!たけし城」「男女7人夏物語」「官僚たちの夏」など、数々の番組タイトルデザインを手がけてこられたカリグラファーの篠原榮太さんです。

デザインのひきだし〈10〉特集 凸版・活版印刷でいくのだ!

文字の作品の数々を存じ上げていたので、「文字の名工」としてお話をうかがいに行ったら、絵画やデザイン、染織、漆、ガラス工芸など、次から次へとさまざまなジャンルの作品を見せてくださって驚きました。その幅広い作品と、タイトルデザインについてのお話、そしてテレビ局にグラフィックデザインという意識を浸透させていくお話などについてうかがいました。池田晶紀さん撮影のポートレート、篠原さんがお持ちの作品と、ご自身の表情がぴったりです!

そして本全体も、ますます濃密! いったいどこまで行ってしまうのか!? という感じです。よかったらぜひ、ご覧ください。

『デザインのひきだし10』

『デザインのひきだし10』
デザイン・印刷・紙・加工テクニック情報が満載!
特集は「凸版・活版印刷でいくのだ!」

自分の発想したデザインを、いかに効果的に印刷/加工表現するか。そんなデザイナーに必須な印刷・紙・加工などの技術情報をわかりやすく紹介する『デザインのひきだし』。第10号である今号では「凸版・活版印刷でいくのだ!」と題し、活版印刷ならではの魅力が見直され、今、俄然注目を集めている「凸版・活版印刷」を大特集します。巻末特集は、祖父江慎さんデザインの『UMEZZ PERFECTION!』大全。また二桁突破記念付録「ひきだし特製 スパイ・ノート」ももれなく付いています。

『デザインのひきだし10』は活版+UMEZZ PERFECTION!特集! : デザインのひきだし・制作日記

デザインのひきだし〈10〉特集 凸版・活版印刷でいくのだ!

デザインのひきだし〈10〉特集 凸版・活版印刷でいくのだ!


篠原榮太さんの最近の著作から。

芝居の題字

芝居の題字

*1:本作り・もの作りの現場でその道数十年、現場で神様と呼ばれるような名工の方々へのインタビュー連載です。