文字は語る「グループ・タイポに聞く 漢字タイポスの設計思想」


取材・執筆を担当している月刊DTPWORLDの連載企画「文字は語る」、2008年11月号*1は、「漢字タイポス」に新たなウェイトが追加されたことを受け、グループ・タイポの桑山弥三郎さん、伊藤勝一さんに「漢字タイポス」の設計思想について語っていただきました。

以前たむけんと「広告」と。 - 雪景色というエントリーでも書いたように、わたしにとって「タイポス」は、印刷会社の新入社員だった約15年前に写研の書体見本帳で見てとても好きになり、よく使っていた思い出の書体です。まさか、その書体を作った方々にお会いして、設計思想を直接うかがうことができるとは。自分が後にライターになるということ自体、まったく考えていなかったので、なんとも不思議で感慨深い取材でした。

デザイナーが設計した書体は皆無に等しかったという時代に、かつての常識を覆し、デザイン書体という新たな道を切り拓いた桑山さんと伊藤さん。お会いしてみれば、お二人とも本当に文字がお好きなんだなということを強く感じるばかり。ぜひ記事をご覧になってみていただけるとうれしいです。