継がれゆく核心、変わりゆく創造ーー『デザインノート』No.28で資生堂CI

『デザインノート』*1No.28が発売されました。特集テーマは「CI、VI、ブランディングのデザイン 注目の企業・商品のロゴマーク『成功の方程式』」。今回、久々に取材執筆しています。担当したのは、資生堂のCI、VI。

資生堂はさかのぼること約140年前、1872年に創業した企業です。意匠部(現在でいうデザイン部)が発足したのは90年以上前。そして意匠部誕生とほぼ同時期に、すでに“CIの構築”という意識をもっていました。ですから、“資生堂のCI、VI”とひとことで言っても、資料は膨大、そう簡単にまとめられる内容ではなく、苦労しました。長い歴史のなかで、資生堂クリエイティブの変節点となった作品、出来事を取り上げながら、“核心の継承と、創造の変革”を探りました。

また、資生堂デザインといえば、資生堂書体。そのフォルム(ひらがなカタカナは全文字掲載)、伝説ともなっている新人の“文字書き”研修がどのように行なわれるのかについても取り上げています。

*1:公式サイト http://design-note.jp/