『デザインノート』No.18 独立最前線

『デザインノート』*1最新号の特集は、「トップアートディレクターによる独立・起業最前線!!」。

デザインノート―デザインのメイキングマガジン (No.18(2008)) (SEIBUNDO mook)

出版社/メーカー: 誠文堂新光社
発売日: 2008/03
メディア: ムック
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一つ目の担当は巻頭鼎談。今年1月に博報堂から独立した売れっ子アートディレクター・佐野研二郎さん*2の事務所に、佐藤可士和さん*3、箭内道彦さん*4を迎え、「独立で大事なこと」について本音をぶつけあっていただきました。気心の知れた方々の本音トークは面白く、司会とは名ばかりのわたしは終始笑ってばかりでした。

もう1本はナガオカケンメイさんの独立ストーリーを取材しています。ナガオカさんはデザインリサイクルストア「D&DEPARTMENT PROJECT」*5の経営者としても知られる方で、「いかに新しくものを作らず価値を創り出すことができるか」という命題に取り組むその姿勢が素晴らしい。ウェブで書いていらっしゃる「ナガオカ日記」*6、それをまとめた『ナガオカケンメイの考え』『ナガオカケンメイのやりかた』という2冊の書籍にも感銘受けまくりなのでありました。トビラ写真のナガオカさんのお顔、人柄の良さがにじみでた、とても良い表情をなさっています。やさしーい方なんですよね。こちらもよかったらぜひ、ご覧くださいませ。

▼ナガオカさんの日記から生まれた本2冊。出版社が違うのに、色違いの装丁！（装丁は寄藤文平さん）すごい！