『スイーツノート』創刊号

誠文堂新光社「デザインノート」を始めとする「ノートシリーズ」の新刊が出ました。その名も「スイーツノート」。特集タイトルは「スイーツカルチャーを彩る 10人のトップパティシエ」 。

わたしはル パティシエ タカギ*1高木康政氏を取材させていただきました。パリでの修行時代など、相当過酷な状況だったと想像されるのに、明るい笑顔で大したこともなさげに、楽しそうに語る高木さん。本当にお菓子が好きなんだなあと、いく度感じたことでしょう。厨房の様子やケーキを作る過程も撮影。手早く美しくケーキを仕上げていく様子に、ただただ感嘆のため息でありました。詳しく取材をした後に味わうケーキは、そこに込められた思いがよみがえるようで、また格別でした。取材時期がクリスマス〜バレンタインと、1年で最も忙しい時期と重なってしまったにも関わらず、快く何度も取材に応じてくださった高木さん、そしてスタッフの方々、本当にありがとうございました。

それにしても、パティシエの方というのは修業内容も習得技術も多岐にわたり、しかし誌面は限られているので、膨大な取材内容を記事としてまとめていくのはとても難しかった…。誌面的にもまだまだたくさん改善しなければならないところがあると思います。今後、季刊で発行の予定です。