「愛され」を目指そう

愛ある人が好きだ。
ものづくりに携わる人なら、対象が好きで好きでたまらなくて、その話をしはじめると子どものように目が輝いてしまうような人がいい。やっぱり対象を愛さなくっちゃね、とかねがね思っていた。

けれどある人が、「これからは、愛するだけじゃなくて愛されるようになろうと思う」と言ったのを聞いて、目からウロコが落ちた。

つまり仕事において「愛される」ということは、それだけ「相手を喜ばせた」ということだ。また次もあの人に仕事を頼みたい、あの人と一緒に仕事をしたいと思ってもらえるには、自分が対象や依頼主を愛するだけじゃなくて、愛される存在にならなくてはいけない。「愛され」は、いい仕事の証なのだ*1

*1:「愛され」はあくまでも結果であって、意図して「愛され」ようとするのは違うのだけれど。