『デザインノートNo.6トップクリエイター15人』

編集ライターとして携わっている『デザインノート』*1の隔月刊化第一号が3月23日頃に発売されました。

今回の特集は「トップクリエイター15人」。
記念すべき隔月刊化第一号なので、創刊号で好評だった「20人のアートディレクター」にならい、注目のクリエイターの人物像や仕事場、作品、そしてメイキングまでをつまびらかに紹介しています。

この号でわたしが担当したのは、「ロッテクールミントガム」「ロッテキシリトールガム」「明治おいしい牛乳」のパッケージデザインやNHK教育にほんごであそぼ」のアートディレクションを手がけている、グラフィックデザイナーの佐藤卓さんの記事。

立て板に水のごとく、話しだしたら止まらない…という方で、しかもどの話もすごく面白い。佐藤さんのお話を聞くと、当たり前に思っていたものたちがどんなにすごいものなのかがとてもよくわかります。2時間ずつの取材に4回ほど伺ったのですが、あんまりにも面白い話ばかりで、原稿を書くにあたり何を削ってよいのやら…と頭を抱えてしまったほどでした。

メイキングではこの3月にリニューアルしたS&Bのスパイスシリーズのパッケージデザインと、金沢21世紀美術館のロゴデザインを取り上げています。金沢21世紀美術館のロゴはプレゼンで提案した没案を惜しげもなく全部掲載していて、これはかなり貴重です。佐藤さんのアイデアにううむと唸らせられます。