為末大選手インタビュー

本日発売の雑誌『環境会議』に世界陸上男子400mハードル銅メダリスト・為末大選手のインタビューを執筆しました(インタビュアーは編集部)。
http://www.sendenkaigi.com/hanbai/magazine/kankyokaigi/index_2006spr.html


「侍ハードラー」の異名を持ち、陸上トラック種目世界大会日本人初のメダリストである為末選手は、2001年 世界陸上エドモントン大会で初の銅メダルを獲得した後、不振に悩まされていました。追い打ちをかけるように最愛の父を亡くした彼は、在籍していた会社を退職し、プロとなって自らを追い込みます。そうして手に入れたのが昨年8月世界陸上ヘルシンキ大会での銅メダルでした。

決して平坦な道のりではなかったこの4年間。日常のあらゆるアイデアを陸上に引き込もうとするしなやかさ。自らを「無知」と称し、それを武器に幅広い知識を取り入れていこうとする「学ぶ姿勢」。そんな為末選手の人生哲学をまとめたインタビューです。執筆にあたり彼のブログや資料を読みあさっていくうち、生きることに対するその真摯な姿勢に胸を打たれ、すっかりファンになってしまったお仕事でした。