ライター(編集者)の役得

そういえば、8日(日)に小宮山さんと鳥海さんのトークショーに行った時、『文字講座』の講師をされた白井敬尚さん、杉下城司さんが会場にいらしていたので、ごあいさつしたのだ。すると、杉下さんから「そうとう勉強したんじゃないですか」と。まさに書きながら勉強の連続で、あの本をつくって一番勉強になり、だれより得したのは自分かもしれないと答えると、白井さんが「編集者というのは、そういうものだよね」と。本を一冊つくるたび、だれより世界を広げることができるのは、制作に携わったライター*1であり、編集者なのだ。それがこの仕事のおもしろさだなあとしみじみ思う。

*1:あるいは著者