地を這うように/思想は一度持てばいいものではない
生活史では、上から物事を見るのではなく、地を這うようにしてものを見ていくことが大切なんです。それがわたしたちのスタンス。
ガツン。決して忘れてはいけない視点。
メンバーの発表に対してのコメント。
思想や考え方というものは、1回持てばいいものではないんです。どんなに切れる包丁も、研がずにいれば切れなくなる。絶えず研ぐことが必要でしょう。それと同じように、考え方というものも、絶えず鍛え直すことが必要なんです。そうして常に考えていくと、考えずにやったこととは、大きくは違わないかもしれないけれど、どこか違うものが出てくる。それが次につながっていくんです。
先生の言葉は相変わらず明快で、まっすぐに本質を貫いている。小泉語録を作りたくなるくらい。