ナガオカケンメイさんが「情熱大陸」に登場

いつも日記*1を拝読しているので、ナガオカさんが「情熱大陸」の取材を受けていることは知っていたけれど、放映日が次の日曜日(15日)に決まったらしい*2

取材のことに触れた日記で、ナガオカさんがこんなことを書いていた。

ふだんなにげなく仕事をしたり、考えたりしていることを、いちいち説明する。その日々の中で、実は「自分がやっていることだから、理屈がわかっているに決まっている」という前提を、私たちは日々の中の自分に持っている。自分のすることなど、説明できるに決まっている・・・・・と。
しかし、実際「今、やったことって、何ですか?」と、はじまる。それに答えていくうちに、何となく自分の中に「いや、違うなぁ」と自分がやったことを自分が説明できない違和感を覚え始める・・・・・。
(中略)
自分のことは、実は自分が一番わかっていない。

http://web.d-department.jp/blog/2008/06/post_455.html

ちょうど昨日書いた瀬尾まいこさんの『天国はまだ遠く』についての記事で、わたしも「自分の顔をじかに見ることは決してできない、鏡を通して見ることしかできないように、自分のことは自分ではよくわからないものだ」なんて書いていて、同じ日付で似たことを書くというシンクロ具合にうれしくなる。

それにしても、情熱大陸のサイトに載っているナガオカさんの写真の笑顔のやさしさときたら。ナガオカさんは自らを「喧嘩師」と標榜していらして、時に厳しい言葉をブログに綴ったりしているけれど、見てのとおり、とてもいい笑顔をするやさしい方なのだ。インタビューをするといつもなにか心に残る「言葉のおみやげ」をもらっている。今回の「情熱大陸」にもどんな「おみやげ」が隠されているか、とても楽しみだ。

【過去にナガオカさんにインタビューした仕事】
『デザインノート』No.12「今見逃せないベテラン&新鋭 11人のアートディレクション」 - 雪景色
『デザインノート』No.18 独立最前線 - 雪景色